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執筆者の写真Kawahara

TeraStation(TS-1.0TGL/R5)のレビュー

実はテラステ買いました( ´ー`) とりあえずレビュっときます


■HDD→HDDのバックアップについて(RAID5時) ・TeraStation内でのバックアップ(HDD=>HDD)は 2.9GB(7500ファイル)で12分でした。(241MByte/分 = 4.03MByte/s) ex. sent 3116477716 bytes received 138080 bytes 3888478.85 bytes/sec ファイルが細かいから時間がかかっている・・・はず。

・差分バックアップで差異が無い場合は3GBが約15分程度。

■USBデバイスについて ・2つまで運用可。つないだ順にdev/usb1(“USB1″として表示),dev/usb2(“USB2″として表示)が割り当てられるイメージ。割り当てられたら明示的に開放するまで繋いだHDDに依存する。

・3台以上使用する場合はUSB1,USB2のどちらかに対し割り当ての解除を行うことで使用できるようになる。

以上の仕様から日々USBのHDDを繋ぎ替えて運用することは不可能

■アクセス権について ・ドメインで運用するとグループ単位の管理はできない。 アクセス権は共有フォルダに対してのみ設定可能。(サブディレクトリ以下は設定できない)←最悪 ・ドメインに参加せず、LDAPサーバーからユーザーを自動追加する機能がある。グループは手動で設定すれば運用できるはず(未確認)。

■バックアップについて ・バックアップ先HDDのフォーマットはFAT32/16,EXT3,XFSのいずれか。

・USBの外付けHDDでフォーマットがFAT32/16の場合、1ファイルが2GB以上だとエラーが発生しバックアップが停止する。

・世代管理はできない←じゃあ日付ごとにバックアップ取れる意味ないんじゃ・・・

・差分バックアップするには、バックアップ元とバックアップ先が 1:1 でなければならない。←これはしょうがないかな ↓差分バックアップが使用できない時 /backup_src1 → Tera@[バックアップ用共有フォルダA] /backup_src2 → Tera@[バックアップ用共有フォルダA] /backup_src3 → Tera@[バックアップ用共有フォルダA]

↓差分バックアップが使用できる時 /backup_src1 → Tera@[バックアップ用共有フォルダA] /backup_src2 → Tera@[バックアップ用共有フォルダB] /backup_src3 → Tera@[バックアップ用共有フォルダC]

・バックアップ先のディレクトリは1階層しか表示されない←なんとかして /backup_dist/test1/ /backup_dist/test2/ とバックアップ先のディレクトリが存在してもバックアップ先に指定できるのは /backup_dist のみ。

■単独で世代管理するには 1.バックアップを [各曜日]x[共有フォルダ数] 分の共有フォルダを作る。 2.バックアップの設定を上記の数だけ行う。当然共有フォルダが増えればバックアップの設定も曜日分追加する必要がある。 ということから、運用に耐えない

■その他 ・バックアップパスワードとは誤って別のTeraStationからバックアップ先として使用されて データが削除されるという事態を防ぐというのが目的らしい。よってTeraStationが複数ある場合は TeraStation単位で共有フォルダにパスワードをかけるといいみたい。(そこまでしないが)

・設定変更時に表示されるメッセージが地味過ぎて見落とす。

共有フォルダ名で付けれる名称が短い(半角英数12文字(全角6文字)まで)

・共有フォルダの名称は必ずアルファベットで始まること。←今時?

・バックアップの設定時でクリックしても設定用の画面が前面にでないときがある。←怠慢。これぐらいリンク押下時のJavaScriptで何とかして。

■結論 評価2(MAX5) ・世代管理バックアップが不要 ・アクセス権はユーザー単位のみでOK ・ネットワークをドメインで運用していない。

以上の条件を満たしているのであれば買っても問題ありません。ただ、それなら外付けHDDで(ry

個人的には・・・ちょっと期待し過ぎたかな。これ以上を望むならWindows 2003 Serverとかでファイルサーバーを構築するしかないでしょう。 SAMBA3.0対応の製品が出てきたら再検討。

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