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執筆者の写真Kawahara

AS400の開発環境(Rational製品)

AS400はSEUというCUIでの開発環境に加えて、「Rational Developer for i」というEclipseベースの開発環境がある。いつもSEUから新しい開発環境に変更しませんか?とメッセージを表示する割に不満な点がいくつかある。

  1. 「Rational Developer for i」が30万円ほどする。

  2. 購入するとDVDが20枚ほどあり、どれから何をインストールしたらいいかわからない。

  3. サポート体制がSWMAとRational製品が分かれている。

まず、SEUが無料なのに「Rational Developer for i」が30万とは価格帯が違いすぎる。また購入してもインストールするDVDがわからず、導入する際にSWMAに問い合わせるとRatoinal製品専用窓口へ回される。これはIBMの窓口で統合されているSystem i(AS400)の利便性を大きく損なっている。というのも、Rational製品かSystem iのどちらの問題かわからない時、Rationalの担当者はSWMAで聞いてくれというたらい回しを実際に体験した為。

「Rational Developer for i」でできることは、

  1. 英語大文字、英語小文字、漢字を混在して表示できる。

  2. ソースメンバをテキストファイルとしてライブラリごとに一括ダウンロード出来る(ファイルはメンバごとに作成される)。

  3. テキストファイルでダウンロード出来るので、ソース管理システム(私はSubVertion)へ登録ができる。

  4. 表示桁数などに制限が無く、開発や照会時に見やすい。

この中でもテキストファイルとして保管できるのはありがたいです。SEU上でメンバ名に日付などを入れて管理している方にはには無用な機能かもしれません。tortoiseSVNのDiffや更新、便利なんだけどなぁ・・・

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